インプラントに決まった寿命はあるの?

インプラントに決まった寿命はあるの?

2026.10.20 Toothly 医療専門エディター

インプラント、10年経ったら交換が必要?🦷

「インプラントは10年使ったらやり直しが必要らしい…」一度は聞いたことがありませんか?

インプラントは、決まった期間が過ぎたら必ず交換するものではありません。実際に、長期追跡研究をまとめた分析では20年経過した後もインプラントの生存率は約93%でした。

ただし「生存率」とはインプラントが抜けずに維持されている割合のことで、修理や炎症なしに使えたという意味ではありません。歯ぐきや骨の状態、噛み癖、ケアの方法によって使える期間も変わります。

長く使うことと同じくらい、不快感なく健康に使えているかどうかも大切です。

歯根と人工歯、寿命が違うこともあります!🔍

インプラントは、骨に固定する人工歯根、連結パーツであるアバットメント、目に見える歯の形をしたクラウンで構成されています。

これらのパーツがすべて同じ速さですり減ったり傷んだりするわけではありません。歯根はしっかり保たれていても、クラウンが欠けたり連結ネジが緩んだりして修理が必要になることがあります。

上部構造に問題が起きたからといって、インプラント全体を埋め直す必要があるわけではありません。どの部分に問題があるのかをまず確認することが大切です。

長く使う妨げになる2つのこととは?🚨

☝️ 1つ目はインプラント周囲の炎症です。
周囲にプラークがたまると歯ぐきに炎症が起き、ひどくなるとインプラントを支える骨まで損傷することがあります。

✌️ 2つ目は繰り返し加わる強い力です。
歯ぎしりや食いしばりの癖は、インプラントや上部構造に負担をかけることがあります。ネジが何度も緩んだり、噛んだときの感覚が変わったりしたら、点検を受けることをおすすめします。

痛くなくても確認が必要です!👀

インプラント周囲のトラブルは、初期には痛みがはっきりしないため気づきにくいことがあります。

歯みがきのときによく出血したり歯ぐきが腫れたりする場合は、軽く考えてはいけません。食べ物が以前より挟まりやすくなったり、上部構造が緩い感じがしたりするときも歯科で確認してもらいましょう。

インプラントを長持ちさせるケア習慣!✨

1️⃣

歯みがきに歯間ケアをプラス

歯ブラシが届きにくいすき間は、デンタルフロスやサイズに合った歯間ブラシで毎日きれいにしましょう。
2️⃣

不快感がなくても定期検診を受ける

歯ぐきと骨、ネジと上部構造の状態をあわせて確認します。検診の間隔は一人ひとりの状態に合わせて決めるのがおすすめです。
3️⃣

歯ぎしり・食いしばりを相談する

こうした癖がある場合は歯科医院に伝えましょう。状態によってはマウスピースなどの保護装置が必要になることがあります。
4️⃣

禁煙と血糖管理を心がける

喫煙やコントロールされていない糖尿病は、インプラント周囲の健康に影響することがあります。

インプラント!埋めて終わりではなく、ケアの始まりです :)

この記事が少しでもお役に立てたなら、
最後にインプラントの検診を受けたのはいつだったか、思い出してみてはいかがでしょうか?