歯ぐきにもニキビができるの?
口の中にニキビのようなできものができるとびっくりしますよね。「肌みたいに皮脂が詰まったのかな?」と思うかもしれませんが、口の中には毛穴がありません。
そのため、この歯ぐきのできものは単なる肌トラブルではなく、歯の根や歯ぐきの中の炎症が原因である可能性が高いのです。
原因はいったい何?
歯ぐきのできものの原因は、大きく2つに分けられます。それが歯性(歯から生じた問題)と非歯性(歯以外の周囲組織の問題)です。
🔷歯性の原因
歯の内部で炎症が起きたり、神経が感染したりした場合です。代表的なのは虫歯、破折(歯が割れること)、強い外傷などの原因です。このとき炎症が歯の根の先(根尖)まで広がると、膿が歯ぐきを突き破って出てきて、ニキビのように見えるのです。
🔷非歯性の原因
歯そのものには問題がないのに、歯ぐきや骨(歯槽骨)に細菌が入り込んで炎症が起きた場合です。歯磨きが不十分だったり歯石が多かったりすると起こる歯肉炎・歯周炎が代表的です。炎症がひどくなると歯ぐきに膿の袋(膿瘍)ができ、外から見るとニキビのように見えます。
ニキビのようにつぶせば治る?
歯ぐきのできものは絶対に指で押してつぶしてはいけません。一時的に膿が出てくるように見えても、その通り道から細菌が再び入り込み二次感染が起こることがあります。歯科を受診してレントゲンや3D CTで炎症の位置を確認し、根管治療で内部の炎症を取り除く必要があります。
再発を防ぐには!🤔
治療後も定期検診で炎症が再発していないかを継続して確認しましょう。また、虫歯を早めに治療し、正しい口腔衛生習慣(歯磨き・フロス・歯間ブラシなど)を実践して、口の中を清潔に保つことが大切です。
歯ぐきにできたできものは、歯や歯ぐきの中の炎症が送る小さなサインかもしれません。 :)
この記事が少しでもお役に立てたなら、
ご自分の歯ぐきの状態を一度チェックしてみてはいかがでしょう?
